CASE
症例紹介
カテゴリー:
入れ歯(義歯)全顎治療口腔外科
義歯治療 (上顎総義歯、下顎部分床義歯)
Before
After
主訴 | 咬めるようになりたい |
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診断名 | C4、挺出、多数歯欠損、咀嚼障害、咬合崩壊 蜂窩織炎(口腔外科に紹介) |
年齢・性別 | 70代・男性 |
治療期間・回数 | 4ヶ月・10回 (口腔外科での治療回数は除く) |
治療方法 | 上顎:総義歯 下顎:右下3〜左下3前装冠・部分床義歯 |
費用 | 保険診療に準ずる 最終上顎総義歯は10割負担にて作製 |
デメリット・注意点 | 保険の規則上、義歯作製後半年は保険診療では次の義歯作製が行えない 義歯治療のため機能回復に限界はある |
備考 | 審美・機能両面とも術前術後で大きく改善し、非常に喜んで頂くことができた |
治療詳細
術前レントゲン
多数の予後不良歯を認める
術前口腔内
咬合崩壊を認める
欠損補綴を必要とする状態
抜歯後口腔内
予後不良歯の抜歯後
右下3〜左下3は虫歯除去し支台歯形成
テンポラリークラウン装着時
右下3〜左下3に仮歯装着
おおよその咬合平面を予想
上顎暫間義歯装着
抜歯直後のため印象(型取り)時とは歯肉形態が異なり内面補正が必要
応急で審美・咀嚼機能を回復
ここまで治療回数4回(※カウンセリング、口腔外科での受診は除く)
[初診・カウンセリング]
→[抜歯・個人トレー印象]
→[上顎義歯印象・下顎テンポラリークラウン印象]
→[上顎咬合床・下顎テンポラリークラウン装着]
→[上顎暫間義歯装着]
上顎最終義歯・下顎部分床義歯作製開始
上下に咬合床を用い、顎位・咬合高径・咬合平面を求める
右下3〜左下3前装冠装着、下顎義歯フレーム確認
前回確認した咬合で右下3〜左下3の補綴を完成
下顎義歯フレームの確認
顎位・咬合高径・咬合平面の再確認
義歯完成
義歯装着時
機能回復し、口腔内環境が大きく改善
術後レントゲン
残存歯は全て生活歯
歯周組織の状態も良好