CASE
症例紹介
カテゴリー:
インプラント審美歯科歯周病治療
長期予後を考慮したインプラント
Before
After
主訴 | 右下の奥歯が痛む |
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診断名 | 歯根破折 |
年齢・性別 | 60代・男性 |
治療期間・回数 | 4ヶ月 |
治療方法 | 付着歯肉の不足に対して歯肉弁根尖側移動術 インプラントによる臼歯部補綴 |
費用 | 約40万 |
デメリット・注意点 | 治療期間が必要、外科処置が必要 |
備考 | 付着歯肉の不足による清掃不良、インプラント周囲炎のリスクを回避している |
治療詳細
術前口腔内①
右下765にブリッジが入っている(右下6が欠損)
右下7部に疼痛あり
術前口腔内②
右下6ダミー部の歯肉が落ち込んでいる様子が分かる
ブリッジ除去時
付着歯肉(動かない歯茎)が失われ、可動粘膜が歯列に入り込んでいる。
また、この際に右下7の歯根破折を認め抜歯適応と診断した。
歯肉弁根尖側移動術
付着歯肉が不足していると、ブラッシング時の疼痛や清掃不良を引き起こすため、インプラント周囲炎のリスクが高くなる。
インプラントを長期にわたって安定させるため、歯肉弁根尖側移動術を施行。
歯肉弁根尖側移動術 術後
付着歯肉が獲得できている様子がわかる
インプラント 術中写真
適切な位置にインプラント埋入
ファイナル(最終補綴物)装着
インプラントと骨の状態が安定したところで最終補綴物を装着
右下7は抜歯している
術後口腔内①
しっかりした咬合支持を獲得
問題なく機能している
術後口腔内②
疼痛も解消され安定した状態
審美・機能とも改善